4年間で10万パック突破 ビーフン自販機が好調 ケンミン食品篠山工場

2026.02.18
丹波篠山市地域注目買う食べる

自販機の前で看板商品の冷凍ビーフンを手に来所を呼びかける香田さん=兵庫県丹波篠山市泉で

ケンミン食品篠山工場(兵庫県丹波篠山市泉)前の冷凍ビーフン自動販売機(2台)の売り上げが昨年末、設置から4年で累計10万パックを突破した。同社は全国21カ所に同様の自販機を22台設置している。同工場前は、よそに比べて人通りの少ない立地にあるが、売り上げはダントツという。同社によると、ビーフンと一緒に冷凍技術を生かして丹波篠山産黒枝豆も販売していることや、好季節にツーリングやドライブで訪れた人らが交流サイト(SNS)で発信したことなどで、観光ついでの名物スポットになっていることなどが影響しているのでは、としている。

同社は、国内ビーフン市場の45・5%、日本一のシェアを誇る。

同販売機は、コロナ禍に非対面・非接触で商品を購入できる新しい販売スタイルとして2021年9月、神戸市の本社前に設置したのを最初に、同年10月に篠山工場前に設置。工場直販のお値打ち価格などが話題を呼び、23年4月にもう1台追加した。25年8月までに、九州や東京の支店前、谷上駅や西宮駅、十三駅などの店舗に設置場所を広げてきた。

篠山工場前での売れ筋は、工場直売などのメリットを生かし、同所のみで販売している「何がでるか?お楽しみ!わけあり・お買得パック」(400円)と、黒大豆卸問屋「小田垣商店」(立町)との連携で実現した期間限定販売の地元産黒枝豆(1000円)。

「わけあり・お買得パック」は、1ケースに満たない端数品、賞味期限間近の品、規格変更品、包装接着不良などで見た目が悪い品など、味や品質には問題のない2袋を1セットにした商品。

自販機の実務者で管理部の香田晋さんは、「商品の補充をしている際、東大阪や滋賀、姫路などから、この自販機目当てに来所されている人がおられることを知り、喜びとやりがいを感じている」とにっこり。岩本太郎工場長は、「自販機の周囲にベンチやイルミネーションなどを設置しているが、お客さまに観光スポットとしてさらに楽しんでもらえるよう、モニュメントを設置したり、イルミネーションを豪勢にしたりと、憩いの場づくりを進めていきたい」と話している。

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