”シフォン”主義です 関西各地から20店舗 マルシェでやさしさ食べ比べ

2026.03.06
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「シフォン主義社会マルシェ」を開く実行委の清水実行委員長と金川さん(左から)=兵庫県丹波市春日町で

売り上げや効率といった〝資本〟主義よりも、〝シフォン〟ケーキを味わい楽しむ時間を―。丹波市で初となるシフォンケーキを主役にしたマルシェ「シフォン主義社会マルシェ」(同実行委員会主催)が3月21日午前10時―午後4時、柏原自治会館(柏原町柏原)の駐車場で開かれる。同実行委員長の清水利志さん(45)=丹波市春日町=は、「目立ちにくいケーキだからこそ、食べ比べる機会はあまりないと思う。普段できない体験を通して、選ぶ楽しさを感じてもらい、心にちょっとしたゆとりを持ってもらえれば」と呼びかけている。

シフォンケーキから連想する「軽やかさ」「やさしさ」を象徴に、「おいしいものを味わい、時間を共有することこそが価値になる」という思いを込め、シフォンケーキを通じたコミュニティーづくりを目指す。

軽食やコーヒーなどを含む全47店舗が出店し、約半数の22店舗がシフォンケーキを販売。丹波地域や豊岡市、姫路市のほか、大阪府、京都府など関西各地から出店者が集う。それぞれ製法が異なるこだわりの品を〝食べ比べ〟しながらお気に入りを見つけ、選ぶ楽しさも味わってほしいという。

発起人の清水さんが、同日から同町内で実施される、ひな飾りの展示イベント「丹波かいばら雛めぐり」(同実行委員会主催)の同実行委メンバーから、さらに盛り上げる催しの企画を依頼された。各店舗へ出店の打診に赴き、それぞれの商品を食べる中で、生地の製法や素材の選び方で食感や味が全く異なることに驚き、楽しさも感じた。そうした発見を、より多くの人と共有したいという思いが膨らんだという。

清水さんが他のイベントを通じて知り合ったイラストレーターの金川尚代さん(春日町)と、知人で大阪府能勢町の元地域おこし協力隊の江藤幸乃さん(同)も実行委メンバーに加わり、盛り上げる。

清水さんは「他ではあまり見ない、面白いイベントだと思う。資本主義的な考えは捨てて、『こういう楽しみ方があるんだな』と感じてもらえたら」と話していた。

 

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