
苔に焦点を当てた癒やしのイベントへの来場を呼びかける山本副住職夫妻=兵庫県丹波市青垣町桧倉で
紅葉の名所、高源寺(兵庫県丹波市青垣町桧倉)が3月3―17日、境内で、苔に焦点を当てた展示と体験講座を開く。同寺は北向きで2つの沢に挟まれており、多様な苔が生えている。多くの苔の見頃が晩秋から春のため、この時期に実施する。「苔と向き合い、座禅で心を整え静かに癒やす。お参りに来ていただければ」と参拝を呼びかけている。午前10時―午後3時。拝観料400円。
「五感をひらく 丹波リトリート」。山本勲副住職(38)と妻の梢恵さん(42)が企画した。
境内の丹丘荘で、苔の癒やしを発信する兵庫テラリウム協会(同県加古川市)から寄贈された苔アート作品「苔テラリウム」1点と、役目を終えた古い仏具をインテリアとしてよみがえらせる「Rin Neプロジェクト」(岡山県)と、同協会のコラボ作品7点を展示。同寺に残る丹波布の縞見本「縞帳」を展示する。

展示されるコラボ作品の一つ(提供)
7日と10日は「苔特別拝観日」。同協会代表の増田真人さんの解説付き苔観察会、座禅体験(45分間)、地元のひのくら陶工房(藤井清さん)の陶器を使った苔テラリウムづくり体験(食事と丹波布コースター付きで8000円)。
8日は「まき苔体験」。増田さんの指導で、境内に苔をまき、育てる(定員20人、抹茶付き2000円)。17日は座禅とヨガ体験(定員15人、抹茶付き3000円)。
境内の実生のモミジで盆栽を作りたいと苔に興味を持った梢恵さんが、知人に増田さんを紹介され、増田さんが、以前から同寺に苔観察に訪れていたことを知った。
「苔は種類によって好む環境が異なり、境内に複雑な環境があり、多様性があると説明を受けた」と山本副住職。梢恵さんは「増田さんが来られるたびに、確認される苔の種類が増え、私たちの興味も増している。苔の良さを体感しに来てもらえれば」と話している。
講座申し込み、問い合わせは同寺(tankyuso@gmail.com)。


























