検定企画の商工会青年部氷上支部長 奥畑 和也(おくはた かずや)さん

2007.11.15
たんばのひと

 丹波市の良さを再発見、 再認識してもらおうと、 丹波市商工会青年部氷上支部が23日午前9時半から丹波の森公苑で、 ご当地検定 「第1回丹波市検定」 を開く。 検定の知名度を上げ、 受験者を集めようと奔走している。

  「歴史、 観光、 祭り・行事、 自然、 生活文化、 産業の6分野から出題します。 全て4択で、 マークシート方式。 70点が合格ライン。 合格者には、 丹波竜の形をした 『認定ピンバッジ』 を進呈します。 公正を期して業者に依頼し、 正確に採点を行いますので、 安心して受験してください」
  「部内で試しに問題を解いてみたら、 私は42点くらいでした。 選択肢が凝っていて、 解くのがおもしろかった。 私は氷上町に住んでいますが、 他町のことで知らないことがたくさんあるなあ、 と実感しました。 例えば、 『田ステ女』 の読み方も、 受験してみて分かりました。 地元成松のことでも、 『愛宕まつりの花火がいつから始まったか』 なんて、 考えたこともなかった。 地元のことすら知らないなあ、 と思い知りました。 試験日まで時間があるので、 公開問題に挑戦してほしい。 『へぇー』 と思われる問題が必ずあると思いますから」
  「今回は、 問題がやや大人向きだった。 来年以降は、 ジュニア問題を作ったり、 1級、 2級など、 部門制を導入してもいいでしょう。 氷上町商工会青年部発足35周年記念事業として取り組みましたが、 検定を青年部だけのものにしようとは考えていません。 たくさんの団体に関わってもらって、 実行委員会制にして、 みんなで丹波市を盛り上げていく機運を高められたらと思います」
  「自分たちが暮らしているまちのことを説明できるようになることで、 観光客へのおもてなしにつながったり、 自分たちが誇りを感じたりできると思います。 検定を受ければ、 100問分の知識が付きます。 検定を通して、 『丹波市通』 が増えることを期待しています」

    
 全100問のうち、 60問を事前公開、 残りの40問中24問も、 11日と15日号の本紙広告欄に掲載。 当日受付での受験もOK。 丹波市氷上町成松。 38歳。 (足立智和)

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