兵庫スーパーポリスで表彰 清原学さん

2009.05.03
たんばのひと

 交番など地域の安全を守る第一線で活躍する警察官の質を高めようと、 兵庫県警が推進している総合プラン 「兵庫SUPERポリス」。 その実践で他の警察官の模範となる成果を収めたとして、 丹波署員第一号となる表彰を受けた。 発生間もないさい銭泥棒を捕まえたことと、 子どもに付きまとっていた不審者を特定し、 行動を戒めたことなどが評価された。

    
  「警察官を志すきっかけになったのは、 少年犯罪の増加。 地域の治安が悪くなっていたことを感じ、 『みんなを守りたい』 と、 県警の門をたたきました。 警察官だった父親にあこがれていたのも大きな要因ですね」
  「駐在所の使命は、 地域の人が安心安全に暮らしてもらえるように、 治安を守ること。 さい銭盗や不審者の特定で住民の人に感謝された時は、 とてもうれしかった」
  「表彰式で県警本部長から賞状を頂いた時は、 とても緊張しましたが、 支えてくれた署員や家族、 地域の人に感謝の気持ちでいっぱいになりました」
  「実家は小野市ですが、 生まれたのは柏原赤十字病院なので、 丹波はもう一つの地元。 住民のみなさんも 『駐在さん』 『清原さん』 と気軽に声をかけてくれるので、 とても大好きな土地。 住民の要望を解決し、 これからもこの地を守っていきたい」

     
  「SUPER」 の意味は、 ▽スマート (洗練) ▽アップデート (情報への対応) ▽パワフル (精強) ▽エクセレント (人間性) ▽レイピッド (迅速さ) ―。 どれもが必要不可欠なもので異色のものはなく、 「おまわりさんらしい、 おまわりさん」 の定義だ。 いわば、 「ザ・おまわりさん」 として活躍する清原さん。 今後も地域の安全を守っていってほしい。
小野市出身、 丹波市氷上町上新庄の駐在所勤務。 妻と3歳の長男の3人暮らし。 30歳。  (森田靖久)

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