虹が二重にかかる「ダブルレインボー」が8日夕、兵庫県丹波篠山市内で観測された。市内では午後5時前から一時、強い雨が降った後、夕日の強い光が差し込み、色の濃い虹(主虹)が出たかと思うと、外側に2本目の虹(副虹)が出現した。
副虹が消えるまでの時間はわずか7分程度。なるべくアーチが入るようにと記者が虹から距離を取っていると、満開の菜の花と虹の共演がフレームに入った。幸運や祝福の象徴とも言われる二重虹と、「小さな幸せ」という花言葉もあるされる菜の花―。
ちょうど同じころ、競泳の池江璃花子選手が100メートル自由形で優勝したと速報。雨の後、空の虹と地上の花を見ながら得も言われぬ幸せな気分になった。