兵庫医科大学 (西宮市) は6日、 同医大と篠山市との 「兵庫医科大学篠山病院の運営と整備に関する基本協定書」 案を教授会で説明し、 意見を求めた。 実際に医師を派遣する教授らの合意が得られるかどうかが鍵になっているが、 この日は意見がまとまらず、 13日に再度臨時の教授会が開かれることになった。
教授会には60数人が出席。 篠山市との協議を担当してきた理事らが、 県を交えた三者協議で10月末に最終調整した協定案の内容を説明した。 10年前に国から移譲を受けて篠山病院を開設した経緯やこれまでの同病院への投資状況なども含め、 詳細に教授陣に説明したのは初めてという。
教授らからは、 安定した医師派遣が可能かどうかや、 病院建て替えに伴う費用負担などについて意見が出たという。