篠山の市民団体などが医療シンポジウム開催

2008.06.20
丹波の地域医療特集

  「篠山市の医療をよくする会」 と県保険医協会北摂・丹波支部は15日、 医療シンポジウムを篠山市民センターで開いた。 兵庫医大篠山病院の存続問題もテーマにし、 パネリストが意見を述べた。
 篠山市医師会副会長の河合岳雄さん、 市自治会長会会長の松本正義さん、 医療をよくする会代表の石田宇則さんの3人がパネリストを務めた。
 河合さんは 「隣の丹波市では 『県立柏原病院の小児科を守る会』 が先進的な取り組みをし、 お金を出したわけでもないのに小児科医が増えた。 すごいことだ。 篠山も医大篠山病院をおらがまちの病院として育てていくことが非常に大事では」 などと述べた。
 松本さんも医大篠山病院の存続に関し、 「存続して当たり前と考えていては、 10年後にはなくなってしまうかもしれない。 長くいてもらうためには市民も含めた意識改革が必要」 と述べた。

関連記事