青垣診療所 8月から医師1人に

2008.08.01
丹波の地域医療特集

 丹波市立国保青垣診療所の常勤医1人が今月末で退職し、 常勤医が1人となる。 2人でほぼ毎日午前午後とも2診開いていたが、 ほぼ1診となり、 診療が縮小する。 後任医師は見つかっていない。 柏原赤十字と県立柏原の医師が一部外来診察を担う。
 藤井恵美医師が退職し、 週1回勤務の非常勤となり、 常勤医は久保田孝則所長1人になる。 同診療所の常勤医は、 5年前に4カ月ほど1人となり、 藤井医師の赴任で元の2人体制に戻っていた。
 昨年度の1日平均患者数は、 薬のみ、 リハビリなども合わせて約150人。 往診も年間600件あり、 医師2人が1週間交代で毎晩待機し、 急病時は夜間も対応していた。
 8月4日から、 柏原赤十字の内科医が、 月、 金の午前の外来診療 (9時から) を応援する。 県立柏原病院の小児科医が、 これまで休診だった木曜午後 (2時―5時) に、 一般外来診療を行う。
 久保田所長は、 「1人でできる範囲でがんばりたい。 早く後任を見つけてほしい」 と話している。

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