地域医療の研究、 提言活動を行う 「丹波医療再生ネットワーク」 (里博文代表) が25日午後7時半から、 氷上中央地区交流館 (氷上町成松) で拡大定例会を開く。 医師らが丹波地域で起こっている医療崩壊について語る。
同会は、 昨年から1年半、 毎週火曜の午後8時半ごろから定例会を開催。 開業医、 勤務医、 薬剤師、 歯科医師、 市民の有志が集まり、 医療情勢の意見交換をしている。 同ネットが地域や各種団体に対して開く出前講座の際に 「関心はあるが、 定例会には参加しにくい」 「開始時間が遅い」 との意見が寄せられたことから、 広く市民に話を聞いてもらうことにした。
仮に丹波から病院がなくなった場合、 どんな医療が受けられなくなり、 その医療を受ける場合にはどこまで行かなければならないか、 など具体的な話を聞く。 里代表は、 「定例会では毎回、 現場の生の声が出ていて、 丹波の深刻な危機を実感している。 一度参加し、 一緒に考えてみませんか」 と呼びかけている。 里皮フ科クリニック (0795・80・1201)。