丹波市婦人会 柏原日赤でボランティア

2008.10.01
丹波の地域医療特集

 丹波市連合婦人会 (荻野美代子会長) が市民に呼びかけ、 10月6日から柏原赤十字病院でボランティア活動を実施するのを前に、 同病院で25日、 研修会が開かれた。 会員14人が参加。 病棟内の診療科や検査室の位置を確認し、 看護師から車いすの扱いを学ぶなどした。
 受診手続きの手伝い、 診療科や検査室への案内、 タクシーの手配、 玄関などでの車いす移乗の手伝い―などが主な活動内容。 現在30人が登録しており、 週3回、 1日に3―5人の体制を組む予定で調整している。 ボランティアの目印として、 日赤マークの入った揃いの白のエプロンをつける。
 研修会では、 同病院職員が守秘義務の徹底を強調したほか、 ボランティアをする際のポイントなどを説明。 また、 雛倉恵美看護部長から、 車いす介助の方法などについて実技指導を受けた。
 同病院は 「病院、 ボランティアがお互いに意見を出し合い、 調整しながら進めていきたい。 分かっていながら手が回らない部分を助けてもらえれば、 待ち時間の短縮などにもつながるのでは」 と期待している。

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