県立柏原病院 (大西祥男院長) に1日付で、 常勤医2人が着任した。 宮本哲也医長 (41) =循環器内科=と福地瑞恵医師 (31) =小児科=で、 常勤医数は23人になった。
宮本氏は、 兵庫医大卒、 同大大学病院で研修し、 国立循環器病センター (心臓内科)、 県災害医療センター (救急部) などで勤務した。 福地氏は、 弘前大医学部卒、 同大医学部附属病院で研修し、 国立弘前病院、 同大医学部附属病院などで勤務。 2年半前から休職、 県内で復職をと、 女性医師バンクに登録していた。
大西院長は、 「最大の課題の内科の建て直し、 充実に一歩前進した」 と言い、 酒井國安医療監は、 「直接、 神戸大やこども病院の医師からも話が聞け、 県内の医療事情を知るのに良い環境だと思う」 と話している。
循環器内科は4月以降、 平日の日勤帯、 輪番当番日は原則24時間、 救急、 紹介患者を受け入れている。 医師減少で縮小していた緊急心臓カテーテル手術も再開している。