大西祥男県立柏原病院長は22日、 ポップアップホールで開かれた丹波市自治会長会総会で、 同病院の救急受け入れ体制について、 症例によっては整形外科患者も受け入れるなど、 平日日中の受け入れの強化を伝えた。
平日日中 (午前8時45分―午後5時半) は、 内科は原則受け入れ可、 外科は手術などがない限り受け入れ可、 整形外科は、 外来・手術などがない限り受け入れ可とした。 小児科、 産婦人科の救急患者は従来どおり受け入れる。
内科のうち、 心臓疾患が疑われる循環器内科の患者については、 通常は電話交換手がとる受け入れ要請の電話を医師が直接とり、 受け入れ可否の判断を迅速に行えるようにした。
整形外科は、 一時常勤医が不在となったが、 昨年4月から1人体制に戻った。 今年4月で医師が交代。 整形外科医1人は変わらないが、 外科医の手を借りるなどして手術を再開。 救急で受け入れた患者についても、 手術が必要で、 手に負える患者は同病院で手術も行っていく方針。
時間外 (午後5時半以降) は、 従来どおり、 丹波圏域6病院の輪番当番日の水曜日に医師、 医療スタッフを集中させる。
大西院長は、 「人数が限られており、 無茶はさせられないが、 できる範囲で受けていきたい」 と説明した。