県立柏原病院の小児科を守る会の丹生裕子代表が共同執筆した 「なぜ、 病院が大赤字になり、 医師たちは疲れ果ててしまうのか!?~医療をつくり変える33の方法」 (合同出版、 税別1400円)が全国発売された。 33の医師や住民グループがそれぞれの視点で問題を提起、 解決法を示している。
現場の疲弊、 公的医療保険制度、 お金、 患者と医療従事者の信頼構築など5章から成り、 丹生さんは、 「安心して医療を受けられる社会にするために市民は何をすべきか」 の章で、 「地域医療を守るために、 住民としてできること」 と題し、 5ページを担当した。
丹生代表は、 「活動を伝える機会を頂き、 うれしく思う。 医療の背景にあるさまざまな立場からの提言が盛り込まれていて、 勉強になった」 と話している。