県立柏原病院の小児科を守る会 (丹生裕子代表) が、 急病時の問い合わせ番号などを記した恒例の啓発うちわを作成。 協力団体と共に、 夏祭り会場などで1万枚を無料で配布する。
適切な受診に役立ててもらおうと、 毎年配っている。 今年は節電の影響でうちわの需要が増加。 プラスチック製の 「骨」 が品薄になっており、 同会も、 「骨なし」 の組立式紙うちわにした。
「生肉をさわった箸は要注意」 「子のために溜めたお風呂にカギや蓋」 など、 県立柏原病院小児科の和久祥三さん作の 「夏の危険予防川柳」 を初掲載。
従来からの、 市薬剤師会の夜間お薬電話相談、 丹波市が設けている夜間健康相談ホットライン、 小児救急電話相談など、 急病時の問い合わせ先の電話番号も利用可能な時間と共に掲載している。
丹生代表は、 「柄の部分を折り返して差し込むと完成する。 工作気分を味わってもらえるのでは」 と話している。
市商工会が8カ所の夏祭りで1500枚、 市内の3ショッピングセンターが各500枚、 市地域医療課が1400枚、 柏原ライオンズクラブ500枚、 丹波青年会議所300枚、 市薬剤師会500枚、 市医師会50枚など、 それぞれ配布に協力する。