御城印”プレミアム”登場 徳川家康普請の篠山城 金箔押しで豪華版

2022.10.16
地域歴史観光

販売が始まった篠山城の御城印プレミアム(左)とお城カード=兵庫県丹波篠山市北新町で

兵庫県丹波篠山市にある篠山城大書院で、金箔押しなどをあしらった、篠山城の豪華版「御城印プレミアム」(500円)の販売が始まった。施設を管理する一般社団法人・ウイズささやまは、「予想以上の売れ行きで喜んでもらっている。黒豆と共に丹波篠山に来た記念にしてもらえれば」とPRしている。

御城印は、はがきサイズ。中世の文書などにも使われた和紙「雁皮紙」に篠山城を普請した徳川家の葵の御紋をあしらい、金箔押しで「篠山城」の文字を載せている。

通常版の御城印(300円)は、藩主・青山家の家紋「銭紋」。豪華版を買い求める人が増えている一方で、両方を買う人や、以前に通常版を買った人が、豪華版を求めてくるケースもあるという。

登城記念の御城印は現在、全国200城以上で販売されており、城好きの間では一大ブーム。同施設では、2年前から通常版の販売を始めており、八上城や八百里城、金山城、籾井城、般若寺城も販売している。

また、篠山城の概要などを掲載した「お城カード」(300円)も販売しており、こちらも収集家などに人気を博しているという。

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