
有機JAS栽培ニンジンが原料の98%を占める「丹波にんじん搾り」=丹波市市島町与戸で
有機ニンジンを“飲む”
有機JAS認証を受けたニンジンが原料の98%を占めるジュース「丹波にんじん搾り」。高見康彦さん(57)が代表を務める「丹波たかみ農場」と、「宮垣農産」(氷上町鴨内)で栽培するニンジンが、年間約1万4000本のジュースに生まれ変わる。
いずれも有機農業を大規模に行っており、土づくりへのこだわりが強い。微生物の多い“ふかふかの土”にするため、土壌分析して肥料設計を行い、自家堆肥も加えながら、ミネラル成分をバランスよく与える。
ニンジン栽培とジュース作りを始めたのは2013年。きっかけは、食品販売などを行う「自遊人の暮らし」(本社・新潟県南魚沼市)が、東日本大震災後に丹波市へ事務所を一時移転し、高見さんらの有機米研究会とつながりができたことだった。同社が新潟・津南町の加工場でニンジンジュースを生産していたことから取り組みを始めた。
手で皮をむき、低温殺菌で加工することで、ニンジンの高い栄養価と味を保持。無加水で、ニンジン以外の成分は保存用の国産レモンエキスと梅エキスのみだ。とろみのあるネクタータイプで、ドレッシングなどにもおすすめという。
高見さんは「体に良いジュース。子どもたちにも飲んでもらえたらうれしい」と話している。
1本500円。
㈱丹波たかみ農場
丹波市市島町与戸1076
tel.0795・85・1912
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たんば商業協同組合



























