兵庫県丹波市柏原町の柏原八幡宮に初詣をする人に思い出をつくってもらおうと、丹波市内の飲食店主らが「食」を通じて丹波地域の活性化に取り組む「丹波うまいもん研究会」(奥畑和也会長)が31日夜―1月3日、同八幡宮麓の古市場公民館で屋台を出店する。飲食だけでなく、子ども向けに射的などが楽しめる縁日も用意し、お参りついでの立ち寄りを呼びかけている。31日は午後10時―翌日未明、1―3日は午前10時―午後7時。
同市のマスコットキャラクター、ちーたんの形をしたカステラ「ちーたん焼き」と、フライドポテトを期間中、毎日販売する。石川県能登産の焼きガキ販売と縁日は2、3の両日に行う。同公民館内での縁日は射的やわたがし、面のほか、キーホルダー作りのワークショップがある。3日午後2時から、同公民館内で音楽ライブを開き、地元のグループが出演する。
毎年、多くの初詣客が訪れる同八幡宮。これまでも同じ場所で他団体による出店があったが、よりにぎやかにして参拝者の思い出になればと、同会が出店に手を挙げた。
奥畑会長(57)は「公民館内は暖房、トイレもあって快適。年末年始をふるさとで過ごし、初詣をされる方に楽しんでもらえれば」と話している。



























