
かわいらしい馬が登場したしめ縄飾り=兵庫県丹波市氷上町谷村で
もうすぐお正月―。兵庫県丹波市氷上町の大森栄司さん(56)一家が、来年の干支「午」をあしらったしめ縄飾りをこしらえ、自宅の玄関に飾っている。
飾りには、縁起が良いとされる「一富士二鷹三茄子」の初夢を見た馬の親子が登場。目が覚めると初日の出が昇り、宝船で七福神がやって来て―というストーリー性を持たせ、それに合わせて飾りをこしらえた。ストーリーは大森さんと長女の春菜さん(中3)が考えた。
自宅栽培のコシヒカリの稲わら240束を使い、長さ2・4メートル、高さ1・1メートル、奥行き60センチのサイズに仕上げた。スプレーやアクリル絵の具で着色した部分や、馬や七福神の目は黒豆やそら豆を使って表現するなど、にぎやかで楽しい雰囲気にした。
大森さんの妻、恵さん(56)は「家族仲良く、夢に向かって前進する年になれば」と話している。



























