幸せの青い鳥 瑠璃色の「ルリビタキ」 林の中で「ヒッ」

2026.01.19
注目

木の枝にとまり「ヒッ」と美しい鳴き声を響かせるルリビタキのオス=2026年1月18日午前8時28分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市の林に「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と美しい鳴き声が響き渡る。国内を季節移動する漂鳥の「ルリビタキ」だ。

全長14センチほど。オスは上面が名の通り瑠璃色で、腹は白、体の側面はオレンジ色と、絶妙に美しい色合い。メスや幼鳥は上面が緑褐色。北海道や本州、四国の高地で繁殖し、冬になると低地の山林に飛来する。

瑠璃は青い鉱物「ラピスラズリ」の和名。幸運を招く石ともされ、まさに「幸せの青い鳥」だ。

超望遠レンズ越しにその美しい姿をじっくり眺めていると、ルリビタキが鳴くたびに白い息が漏れている。「鳥も呼吸をしている」という当たり前のことに気づき、何とも言えないふしぎな感覚に陥る。

私たちと同じ空気を吸い、同じ土地の食べ物を食べていると思うと、より鳥たちとの距離が近くなる。そんなことを思わせてくれたルリビタキ。「ありがとう」とつぶやいて、林を出た。

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました。本年もよろしくお願いします)

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