
「活発に、おもしろく」
神経変性疾患で国の指定難病、パーキンソン病を15年前に発病、ここ5年ほどで症状が進んだ。急に手足が動かなくなる症状「無動」が出る。外出先で急に転倒する。「何度もこけている」。薬が効くと、動けるようになる。
積極的な性格で、さまざまな活動をしている。スマートフォンを使って毎朝、全国の患者仲間とオンラインでリハビリ体操をする。友人と2人で始めた体操は今や50人を超えた。
夫が同病患者の夫婦音楽ユニット「げんきなこ」をもり立てるため、専門家にリハビリ体操ダンスの考案を依頼。ダンスチーム「イエローTシャツ隊」を組織、隊長として自ら踊る。
同病治療とリハビリで有名な大阪刀根山医療センター(豊中市)の運動リハビリで出合った卓球にはまり、打ち込んでいる。コーチに個別指導を受け、市内のサークルで健常者に交じり白球を打つ。「変な癖が付いていて上達しないけれど、面白い。思い切って打ちたい」と話す。
自分では「前向きに」と意識はしていない。「活発にしていないと、面白くない」との気持ちだけだ。信頼する整形外科医に言われた「絶対、治る病気になるから、それまで絶対に頑張りなさい」の言葉と、今の主治医の言葉「今はまだ治らないけれど、良くなる病気だ」を心に留めている。
丹波但馬ブロックの愛称は「マロンクラブ」。食事会など、交流機会を設けている。「患者さんは多いようだけれど、集まりには来られない。家にこもっていないで気晴らししましょう」
同クラブは健常者も入会できる。森重さん(080・5704・4913)。71歳。


























