
色彩豊かで個性的な造形が目を引く作品が並んだ展示会場=兵庫県丹波篠山市今田町上立杭で
兵庫陶芸美術館(兵庫県丹波篠山市今田町上立杭)の「丹波焼の里情報コーナー」で、冬の企画展「丹波焼と彩り―伝統と革新―」が開かれている。丹波焼を象徴する伝統の焼締陶器だけでなく、原料の陶土、釉薬、化粧土などの素材や、作品の形状、焼成手段などに試行錯誤を重ねながら革新的な「丹波焼の彩り」に挑戦している作家14人を紹介している。22日まで。入場無料。
同館を拠点に、丹波焼の里の魅力を発信している「やきものの里プロデュース倶楽部 陶芸文化プロデューサー」の主催。
同企画展では、現代の丹波焼陶工たちが手がけた、従来の丹波焼のイメージとはかけ離れた豊かな色彩や文様を持つ作品約40点を紹介している。
器面に黒や赤、紫、青など、色の層が重なる地層のような模様を描いた壺や、17世紀中頃からヨーロッパで流行した中国風のデザインや装飾様式「シノワズリ」をモチーフに草花を描いた皿、群青色に発色した釉薬の上に「白丹波」とも呼ばれる「白釉」を流した大鉢などを展示。各窯元の作風が如実に見て取れる企画展となっている。
対して同館展示棟では23日まで特別展「丹波焼の美」を開催中。平安―明治時代の丹波焼を展示しており、時代の変化に合わせた日常雑器を焼き続けてきた変遷を解説している。
月曜休館(祝休日の場合は翌平日)。午前10時―午後5時。
出展作家は次の皆さん。
西端正、市野信行、清水昌義、清水一二、市野哲次、市野吉記、大西保宏、市野勝磯、清水剛、仲岡信人、大西雅文、市野和俊、上中剛司、清水万佐年


























