強烈な寒波で大雪となった9日の兵庫県丹波篠山市内。早朝、雪の積もった柿の木に舞い降りたのは、冬鳥の「ジョウビタキ」(オス)だ。
全長15センチでスズメほどの大きさ。オスは頭が銀白色、顔が黒色、腹は赤茶色と特徴的な色合い。メスは灰色と茶色。積雪の少ない土地で越冬することから、晩秋から冬の風物詩として知られる。
寒い季節に対応するため、脂肪を蓄えたり、羽の中に空気の層を作ることで膨らんでいる野鳥たち。ジョウビタキも、ついにスズメやモズなどと同様、今シーズンの「最終形態」へと到達していた。
暦の上では春を迎え、もうすぐ三寒四温。それを越えれば本格的な春がやってくる。今はモフモフのジョビ男もやがてスリムになり、日本を離れる時が来る。
少ししんみりしつつレンズを向けていると、オレンジ色のコートを着たようなジョビ男は、何食わぬ顔で辺りを見渡し、音もなく雪の中を飛び去った。なんとなくうなずいた。
【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)




























