
「全国ユース環境活動発表大会」近畿地方大会で優秀賞を受賞した篠山東雲高校自然科学部の生徒たち=兵庫県丹波篠山市福住で
兵庫県立篠山東雲高校の自然科学部(4人)が、大阪市でこのほど開かれた、高校生が取り組む環境活動や持続可能な開発目標(SDGs)活動を発表する「第11回全国ユース環境活動発表大会」近畿地方大会で優秀賞を受賞した。環境省などで組織する実行委員会の主催。書類選考を通過した11校13団体が出場。同部は「地域の自然環境を調べ、守り、伝える活動」のタイトルで、ささやまの森公園(丹波篠山市川原)で取り組んでいる生物調査などについて発表した。全国大会へ進むのは上位2校。優秀賞は実質ベスト8となるため、全国出場はかなわなかった。
部員は、平岡由翔部長(2年)、岩永悠里さん(同)、浦井美緒さん(1年)、池田良要さん(同)。
4人はプロジェクターで写真やデータを映写しながら、▽同公園で2年前から行っている生物調査▽6年前から取り組んでいる篠山城跡堀の外来生物駆除活動▽市内の小学生を対象に開催している生き物観察会―について、10分間で口頭発表。その際、調査や捕獲に用いた道具を披露したり、登場する生き物のぬいぐるみを操るなど工夫を凝らした。
「自然が豊か」と言われている同公園に、どのような生き物が生息しているのかを調べるため、年7回程度、定点観察を実施。鳥類19種、水生生物29種、哺乳類3種を確認したことを報告した。
また、2020年度から実施している外来生物駆除活動では、ウシガエルやアメリカザリガニ、ブルーギルなどを定期的に捕獲し、これまでに駆除した外来生物の総重量が114㌔になったと発表した。
観察会は今年度8回実施し、主に川の生き物を調べてきたことを報告。今年一年間で約220人の児童に地元の自然の奥深さや魅力を伝えてきたことを紹介した。
浦井さんは、「人前に立つまでは余裕でしょ、って思っていたけれど、いざ、大勢を目の前にすると緊張した。ちょっと言葉に詰まりながらの発表になったけれど、思いは伝わったかな」と振り返った。
平岡部長は、「最優秀賞を狙っていただけに悔しいが、この先もこの大会で発表し続けられるよう、しっかりとテーマに沿って活動していきたい。特に外来生物駆除活動に思い入れがある。成功事例を私たちでつくりたい」と意気込んでいる。


























