「自分の足で探す楽しみを」 身近で暮らす野鳥紹介 丹波野鳥の会長が講演

2026.03.02
丹波市地域地域自然

丹波地域の野鳥を解説する丹波野鳥の会会長の梅津さん=兵庫県丹波市柏原町柏原で

兵庫県丹波市の丹波自然友の会(梅垣守明代表)は、同市内で丹波野鳥の会会長の梅津節雄さん(72)を講師に招き、公開講座「丹波地域の野鳥を訪ねて」を開いた。丹波地域の自然に関心を持ってもらおうと企画したもので、会員や一般参加者約40人が、梅津さんが撮影した写真を見ながら、解説に耳を傾けた。

梅津さんは、季節ごとに見られる野鳥をスライドで紹介した。5月頃から渡来する夏鳥のサンコウチョウは、「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」と聞こえる特徴的な鳴き声が和名の「三光鳥」の由来になっていると説明した。

また、大型の猛禽類クマタカが子育てする様子を捉えた写真も披露。子育て期間は約2年と長い傾向にあり、1年ほどで巣立つひなは狩りの能力が未熟なため生存率が低い、などと解説した。

梅津さんは「SNS(交流サイト)の普及により、瞬時に情報が拡散される。撮影目的で多くの人が訪れることで、極端な場合には野鳥にストレスを与え、営巣を放棄してしまうこともある」と注意を促し、「ルールを守りながら、自分の足で野鳥を探す楽しみを味わってほしい」と呼びかけていた。

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