補償導線、耐熱電線、温度センサーの製造販売 福電

2017年04月20日

補償導線で業界リード

〈柏原工場所在地〉丹波市氷上町氷上18
tel.0795・82・4041

 柏原工場が製造拠点の補償導線は、機械の温度を測定するセンサー用ケーブルで、熱電対温度計と同じ起電力を持つ。計測器と離れた地点の温度を測定する場合に、熱電対温度計の素線を指示計器まで延長して接続するが、補償導線は高価な熱電対温度計の素線に代わり、指示計器まで延長する専用のリード線として活用する。正確な温度測定やコスト減がはかれるのが利点。
 工場内には大きなドラムに巻かれた出荷前の製品が並ぶ。大手鉄鋼、電力、石油化学、自動車などの分野で活用され、7割を超えるシェアは、業界のトップクラス。特にプラントの温度管理が重要な火力発電所の利用度が高い。
 補償導線の製造工程は、素線をこよりを作るように撚って束ねて一本の線を作り、絶縁樹脂で覆う。樹脂被覆をした線を必要な数だけ束ねて撚り、外皮をかぶせて完成させる。製品の直径は1・5㍉から4・5㌢。1本の導線に使われる素線の数は、1本から60本を超える種類に及ぶなど、多品種の導線を製造できるのが強みとなっている。1つのプラントで、1万㍍もの補償導線がいることもある。社員の高い技術力で業界をリードする。
 「顧客ごとに異なる仕様に合わせ寸法、長さ、外形、使用温度などをしっかり把握し、正確さを徹底させている」と金澤兼冶工場長は話し、出荷前の検査にも力を入れている。

 【設立】1953年(昭和25)【社長】秋田修作【資本金】3500万円【売上げ】22億円(2016年8月期)【従業員数】78人(うち柏原工場41人)【本社・営業所など】本社・大阪市中央区、柏原工場(丹波市氷上町氷上)、東京営業所(東京都大田区)、大阪配送センター(大阪府東大阪市)、西脇工場(西脇市上比延)【業務内容】補償導線、信号用ケーブル、ヒーター線などの製造販売。

写真・ドラムに巻かれた補償導線が並ぶ柏原工場=丹波市氷上町で

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