梅雨と夏を楽しむ

2007.02.01
未―コラム記者ノート

 梅雨がまだまだ続きそうで、湿度も高い。家庭菜園の水遣りの手間は省けていいのだが、家の中はジメジメしている。週末晴れると、我が家では家や洗濯物を乾かすのに大忙し。先週の日曜日は久々に晴れた。ジメジメした気持ちも乾かそうと、家事もほどほどに公園へ出かけた。この日のテーマは「丹波の公園探検」で、4カ所巡った。 初めはいつもの近所の公園。公園へ行くまでの、ご近所で植えられている草木を見るのが楽しみである。この日はハイビスカスの真っ赤な花が色鮮やかだった。公園に着くと、2センチぐらいのかわいいアマガエルが10匹ほど飛び跳ねていた。子どもたちはおおはしゃぎ。 次の公園では、小川が涼しげに流れていたので子どもたちは思わず衣服を脱ぎ、水遊びを楽しんだ。そばにはネムノキがピンク色の爽やかなおしべを揺らせていた。鮮やかなキョウチクトウの花も咲き始めた。またアジサイが見ごろを迎え、近くにかたつむりがいないか探すのを楽しんだ。 梅雨真っただ中だが、あちらこちらで夏の訪れを感じる。梅雨と夏を両方感じられるこの時期もまた日本の季節。週ごとに咲く花の種類や色が違っておもしろい。きっと丹波の中でも、地域によってさまざまな表情が見られるのだろう。身近に季節を感じられる丹波の森は魅力的だ。(坂井謙介)

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