氷上町婦人会の合併問題研修会、市島町の石原区で勉強会が開かれたり、崇広小でも総合学習のテーマになるなど、合併問題についてさまざまな方面で関心が高まってきている。「関心が低い、薄い」と言われ続けているなかにあって、明るい兆しだ。 氷上町婦人会では、「篠山の主婦の声を聞く機会がほしい」という声があった。実現してもらいたい。 ただ、婦人会同士つながりもあるだろうから、町に頼まなくても当人どうしで一席設けられるのではないだろうか。行政を通して頼むより、忌憚ない意見が聞きやすいと思うのだが。 似たようなことを住民説明会の時にも感じた。「参加者が少ない」と指摘する声が多く上がっていた。しかし、批判の声をあげた人の中で、「一緒に行こう。送って行くよ」と近所の人を誘った人がどれくらいいただろう。 まだまだ「町が何とかしてくれる」「悪いのはいつも町」と思っている人が多いことを感じた。住民側も、できることは少し面倒でもする努力がこれから、というより、今すでに求められているのではないだろうか。 講師役をおおせつかって、崇広小の先生方に説明させてもらったが、今後も、お役に立てる機会があれば、体が空いている限り協力させてもらいたい。自分にできるのはそれくらいしかないので。(足立智和)