丹波市議会の地域医療に係る調査特別委員会の「救急医療」 「医療確保」 「地域ケア」 の3分科会が16、 17の両日開かれた。 6月末までに結論をまとめる。
「救急医療」 (広瀬憲一主査、 9人) は、 柏原、 柏原赤十字、 大塚の3病院の常勤医師数の推移や、 柏原、 同赤十字両病院の患者数の推移、 救急搬送の状況などの説明を受け、 県から説明を聞くことや、 人口規模などが似た自治体の事例を研究することなどを確認した。
「医療確保」 (前川豊市主査、 10人) も、 柏原、 柏原赤十字両病院の現状、 県のドクターバンクの概要調査などを聞き取った。今後、 現場勤務医や医師会の声の聴取、 県との話し合い、 市民が果たす役割の研究を行う方針。
「地域ケア」 (大木滝夫主査、10人) も両病院の現状などを聞き取り、 市が同市医師会に依頼して実施する柏原赤十字病院での平日夜間救急などについて協議。 医師へのかかり方の啓発、 医師会長との懇談、 病診連携の推進などを研究する。