柏原日赤 病床数を半分に

2007.04.05
丹波の地域医療特集

 柏原赤十字病院は4月から、 入院ベッド数を110床から半分の55床に縮小、 看護師と事務職計27人を減員する。 また、 平省三院長 (58) の退職に伴い、 足立和秀・第2内科部長 (52) が、 院長代行を務める。
 ベッドの休床は、 医師不足に伴い、 入院患者数が減少したことによるもので、 ベット数に応じて定められた看護師数を減員し、 人件費を抑制する。 60人いた看護師は46人に、 全職員は127人から100人となる。 2006年度決算は、 約4億円の赤字を見込んでいる。
 ベット数は1981年ごろには最大で218床あったが、 徐々に減少し、 04年から110床となっていた。

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