「地域医療守ろう」活動へ コンちゃんバンド春日・近藤さん

2007.06.21
丹波の地域医療特集

曲の合い間に呼びかけ

 親子バンドで300回近くの公演をこなしてきた音楽ボランティア 「コンちゃんバンド」 のリーダーで自営業の近藤忠宏さん (49) =春日町東中=が 「丹波の医療を守ろう」 という活動を始める。 すでに、 趣旨を書いたチラシを配っており、 曲の合間の語りで、 「丹波地域住民の力を集めて、 医療を守ろう」 と呼びかける。
 近藤さんは、 新聞紙上などやボランティア活動を通じて聞いた住民の声から、 「地域医療の危機」 を感じ、 「活動で知り合った多くの人と人とのつながりを通し、 自分にできることはないか」 と思ったという。 「地域医療を考える講演とシンポジウム」 や 「地域医療フォーラム」 などにも参加。 「医療を守るための基金も必要と思う。 母親らで作る県立柏原病院の小児科を守る会の運動とも連携したい。 病院のコンビニ受診を改めようという住民の意識改革も必要だ。 様々な提案を期待したい」 という。
 市議会議員などにも声をかけており、 「丹波の素晴らしい自然環境、 人間社会を子や孫の代に残したい。 一人ひとりが家族や地域を思い、 心の豊かさを感じられる社会を」 と呼びかける。
 近藤さん (0795・75・2671)。

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