柏原日赤の役割考える 1日にフォーラム

2007.08.27
丹波の地域医療特集

 柏原赤十字病院の職員らでつくる 「丹波地域の医療を守る会」 (廣瀬之衛代表) が9月1日午後2時から丹波の森公苑で 「丹波地域の医療確保フォーラム―柏原赤十字病院の再構築を願って」 を開く。 同病院の玉田文彦院長の講演や、 地域の各種団体代表らによるパネルディスカッションを行い、 丹波地域の医療における同病院の役割や方向性などを市民と考える。
 今年7月に就任した玉田院長が 「消化器検診の今日と、 地域医療への日赤の役割」 と題して講演。 続いて、 NPO法人神楽の郷理事長の足立宏之さんをコーディネーターに、 服部一馬さん (柏原町老人クラブ柏友会長)、 竹内脩さん (柏原町新町自治会総代)、 柿原久子さん (柏原町女性団体連絡協議会長)、 臼井隆夫さん (丹波市PTA連合会長)、 高橋信二さん (市議会議員) の5人が意見を交わす。 会場の参加者にも意見、 提言を求める。
 同病院は、 医師不足による休診が相次ぎ、 経営難に陥っている。 また、 施設の老朽化や救急輪番制から離脱するなどの課題も抱えている。 これを受けて、 丹波市が、 柏原赤十字病院を支援する方針を表明していることから 「市民に開かれた病院」 をめざそうとフォーラムを計画した。
 同病院 (0795・72・0555)。

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