篠山病院の存続協議が持ち越し

2007.09.25
丹波の地域医療特集

 兵庫医大篠山病院の存続問題にかかる篠山市、 同医大、 県との三者協議が20日、 神戸市内で行われた。 9月末までに結論を出すことをめざしていたが、 合意には至らず、 協議は10月以降に持ち越しとなった。
 これまでに、 運営補助費年1・8億円についてはほぼ合意。 焦点となっている建て替え費用補助は、 この日、 病棟などの1期工事分について、 市が7億円にいくらかの増額案を提示し、 おおむね合意が得られた模様。 外来棟などの2期工事分 (2013年度ごろから着手予定) について、 まだ折り合わない部分があるという。
 篠山市からは酒井隆明市長、 金野幸雄副市長らが出席。 協議は4時間半に及んだ。 市は 「市民が納得いく合意内容にしなければならない。 何とか努力して接点を見つけたい」 と話している。 次回協議は10月4日以降の予定。

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