篠山病院存続に「国や県へ要望」

2008.02.18
丹波の地域医療特集

 酒井隆明篠山市長は14日に開かれた定例議会冒頭の行政報告で、 篠山病院の存続問題をめぐる兵庫医科大学との交渉経過について、 「国や県に要望しながら、 慎重に熟慮を重ね、 市民の一番大切な医療を守る努力を続けていきたい」 とした。
 酒井市長は、 12日には元篠山町長の新家茂夫さんとともに新家荘平医大理事長を訪ね、 重ねて存続を要望したと報告。 新家さんは同医大が篠山へ進出した当時、 多紀郡町村長会長として医大誘致にかかわっており、 思いを伝えたという。
 酒井市長は議会で 「市としてはこれ以上の支援額の上積みは大変難しい。 国、 県への要望を続けていく」 と述べた。 同医大、 県との次回三者協議は20日に開かれる。

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