医療再生ネット 医療崩壊の関連本を寄贈

2008.03.19
丹波の地域医療特集

 医療崩壊の原因や、 日本の医療の問題点を知ってもらうことで、 地域医療に関心を高めてもらおうと、 医療関係者と市民で作る 「丹波医療再生ネットワーク」 が11日、 丹波市立中央図書館(氷上町常楽)に、 関連図書4種類6冊を寄贈した。
 ともに丹波地域の事例を掲載し、 著者が丹波で講演をしている 「まちの病院がなくなる!?地域医療の崩壊と再生」 (伊関友伸著)、 「地域医療を守れ~わかしおネットワークからの提案~」 (平井愛山、 秋山美紀著) を各1冊ずつ、 「誰が日本の医療を殺すのか~医療崩壊の知らざれる真実」 (本田宏著)、 「医療の限界」 (小松秀樹著) を各2冊ずつ寄付した。
 里博文代表 (皮ふ科医) と野上壽二さん (内科医) が、 門尾重治館長に手渡した。 門尾館長は、 「地域医療本のコーナーを設けようと考えていた。 ありがたいこと」 と謝辞を述べた。 里代表は、 「草の根的に、 知識を広げたい。 図書館で講演会などをすることがあったら、 ぜひ講師に呼んで」 と話した。

関連記事