小児科守る会 受診の目安に冊子配布始まる

2008.03.03
丹波の地域医療特集

 県立柏原病院の小児科を守る会 (丹生裕子代表) が医療機関受診の目安にしてもらおうと作成した冊子 「病院に行く、 その前に」 の配布が始まっている。 保健師が訪問などの際に届けているほか、 市内幼稚園、 保育園でも3月末までに全園児に行き渡るように、 配布する。
 氷上保健センターで2月26日に行われた市の4カ月健診に、 同会のメンバー4人が訪れ、 母親約20人に冊子を手渡し、 「迷った時に、 受診の手がかりにして」 と、 フローチャートの見方などを説明した。 頼河君 (0) の健診に訪れた足立亜祐さん (青垣町田井縄) は、 「見やすくて、 応急処置の方法などが詳しく書いてあり、 いざという時に役立ちそう」 と感想。
 丹生代表は、 「不安そうに冊子を見ておられる人もあったので、 役立ててもらえれば」 と話していた。

メールマガジン登録者100人突破

 県立柏原病院の小児科を守る会が、 携帯電話向けに配信しているメールマガジンの登録者が2月28日、 100人を突破した。
 今のところ週1回金曜に配信。 休日診療所の当番医や、 急病時の問い合わせ、 小児救急医療相談 (♯8000) の告知、 「子どもの花粉症」 「インフルエンザの予防法」 などの医療情報のほか、 講演会や催し案内、 子育て関連の役立ち情報などを掲載している。
 1月25日に1号を配信し、 現在7号まで配信中。 当初は県内外の医療関係者からの登録が多かったが、 最近は地元の登録者が増えているという。 配信希望は、 news@mamorusyounika.com へ空メールを。 同会HP (http://www.mamorusyounika.com)からも登録できる。

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