丹波市が日赤に運営費5900万円

2008.06.17
丹波の地域医療特集

 丹波市は、 柏原赤十字病院の運営費補助5900万円を補正予算に計上、 17日の市議会に提案する。 実働病床1床につき、 100万円の計算。
 市の資料によると、 市と日赤兵庫県支部は、 同病院の運営継続に向けた基本的枠組みにほぼ合意したという。 市と同支部の基本協定案は、 ▽今年度から2012年度までの5カ年▽市の支援のもとに同支部が同病院を運営することに関する基本的な事項を定める▽市の支援は、 年度ごとに支援協定を締結し、 実施する―。
 市は、 当初予算で同病院の運営費補助に1000万円を計上しており、 補助額は計6900万円。 同病院は、 「使い道について市の指定はないが、 医療機器の充実や、 病棟の備品など、 市民が診療を気持ち良く受けられるようなことに総合的に使わせてもらいたい。 当初の1000万円は、 医師招へいに関することに使いたい」 と話している。

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