48区域に分け計画停電 関西電力管内

2012.06.28
ニュース

 関西電力管内では、 7月2日―9月7日の期間、 電力需給がひっ迫し、 供給余力が1%未満になると見込まれる2時間前に計画停電の実施が決定される。 管内を6つのグループに分け、 さらに1グループにつき8つのサブグループに細分化。 計48区域があり、 区域単位で計画停電が実施される。 停電する時間は2時間程度で、 土日祝日や8月13―15日の間は除く。

 1―6のグループ、 A―Hのサブグループがあり、 「1A」 「2B」 などとエリアを細分化する。 ただ、 救急医療機関や消防本部などの重要施設と、 その周辺で送電設備が重なる地区は、 「緩和対象」 として計画停電の対象外になる。

 どのエリアに所属するかは、 関電がすべての利用者にダイレクトメールで知らせるほか、 7月2日以降は検針票に表示。 専用ダイヤル (0120・911・777、 通話料無料) や関電のホームページでも知ることができる。

 停電時間帯は、 ▽8時半―11時▽10時半―13時▽12時半―15時▽14時半―17時▽16時半―19時▽18時半―21時。

 計画停電の月間予定表によると、 7月2日の8時半―11時は 「1グループ」 で、 「A→B→C→D→E→F→G→H」 の順番に従い、 不足が見込まれる電力に応じて計画停電を実施するサブグループを決める。 このため、 1Aだけで対応できない場合は、 1B、 1C、 1D…へと広がっていく。

 計画停電を行う時間帯や区域は、 前日18時ごろに公表。 各時間帯の2時間ほど前に最終決定する。 関西電力のホームページや専用ダイヤルで知ることができる。

 

関連記事