5色のケーキとムース 東雲高、アリスが共同開発

2013.06.20
ニュース丹波篠山市

写真・共同開発したバターケーキとムース

 篠山東雲高校と、 同校出身で、 「手作りケーキのお店アリス・篠山インター店」 店長の大江康児さん (29) が共同開発したスイーツを22日から、 同店 (篠山市網掛402―1)、 特産館ささやま (同市黒岡)、 味土里館 (同市東吹) の3店舗で販売する。 丹波茶と 「丹波の赤じゃが」 を使い、 昨年つくった商品 「東雲の森のモンブラン」 に続く第2弾。 大江さんが 「地元の特産品を使って商品を開発することで、 篠山をさらに好きになってもらい、 責任感と楽しさ、 難しさ、 喜びを味わってもらおう」 と企画した。

 

 今商品は、 大江さんが 「篠山の特産品を使ったケーキ」、 同校生活環境類型の3年生 (8人) が 「5色」 をテーマに今月上旬から商品企画を練ってきた。 その結果、 素材の色を生かした5色のバターケーキ 「しののめ畑のカラフルケーキ」 とムース 「しののめ村のカラフルムース」 を企画。 バターケーキは、 黒豆、 丹波茶、 チェリーなどを使い5層に、 ムースは、 丹波茶、 杏仁豆腐、 マンゴー、 タピオカ、 イチゴの生クリームの5層にした。

 13日、 生徒たちは2班に分かれて、 大江さんの指導で試作品を作った。 大江さんはそれぞれの商品がきれいな5層になるようにする調理法などをアドバイスした。

 ムースを担当した、 畑涼花さん (篠山中出身) と吉見舞子さん (篠山東中出身) は 「きれいな層にするのが難しかった」、 酒井晶さん (篠山中出身) は 「分量を考えるのが大変」、 寺本沙耶さん (同) は 「たくさん売れてほしい」 とそれぞれ話していた。

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