2015年4月からのごみ分別 びん色分けなし・区分3つ増え11に

2014.06.29
ニュース丹波市

 丹波市は、 丹波市春日町野上野に新設中の一般廃棄物処理施設 「市クリーンセンター」 の稼働 (2015年4月) に伴う、 新しいごみ分別収集システムを固めた。 ごみ処理手数料については、 9月定例会に条例改正案を提案する予定。 8月をめどに概要 (処理手数料除く) をまとめたパンフレット、 DVDを作成し、 市民や事業所への周知に努める。

 篠山市清掃センターを利用する山南地域のごみ以外は、 同センター1カ所で処理することとなる。

 分別区分は、 山南地域は現状維持、 そのほかの5地域は同等の分別区分に統一。 燃やすごみと容器プラは 「市指定袋」 で、 それ以外の資源物や不燃物は、 「個人コンテナか市販の透明袋」 とする。 ビンについては色分けをなくす。

 新しく加えた粗大ごみについては、 事前申し込み制とし、 年1回を予定。 年度始めの4月末に計画収集について案内し、 6月末までに収集希望の申し込みを受け付ける。 その後、 市が収集日程を調整し、 申込者や該当地域に周知していく流れ。 指定の袋やコンテナに収まらないものや1品5キロを超えるものなどが対象となる。 収集手数料は、 大きさにより1品300円と600円を設定。

 排出日は、 祝日も計画的に収集。 「燃やすごみは毎週月、 木曜で、 ビンは毎月第2金曜」 というように、 「出せる日」 をわかりやすくする。

 回収場所は、 ごみステーションと拠点回収に統一する。 同ステーションは、 「10戸に1カ所 (アパート、 マンションは1カ所) 程度」 を基本に設ける。 拠点回収は自治会で1カ所、 公民館などを想定している。

 ごみ処理手数料は、 計画収集ごみは現状を維持し、 直接搬入ごみは、 種類ごとに異なる手数料を一本化する。 家庭系と事業所にわけ、 さらに許可業者 (14社) の手数料を一般と同一金額に設定し、 利用を促す。 市環境整備課は、 「処理施設が一本化するため、 直接搬入する車両が増えるのを緩和するための対策」 としている。 同手数料については、 2015年度、 16年度の実績をもとに17年度に見直す方針。

 市環境整備課 (0795・82・1292)。

 

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