「住吉台自治会」 の会員戸数が先月、 1000戸に達した。 1983年に46戸で発足した自治会は、 81年の第1期分の販売、 入居から33年がたった今、 篠山市最大の自治会に成長した。 同自治会の長尾勝美会長は、 「現在の住吉台の繁栄は、 早くから入居された住民の努力と、 周辺地域からの支援のおかげ」 と感謝し、 「これからも会員のきずなを深めるさまざまな行事を実施し、 第二のふるさととして住吉台を選択した人、 ここで生まれ育った人たちと力を合わせ、 健康で、 学び、 楽しむ地域を目指していきたい」 と話している。
住吉台は、 1971年10月、 開発面積約52万7000平方メートル、 総区画数1144区画のニュータウンとして人口5000人を見込み、 造成工事がスタートした。
硬い岩盤のため工事は難航し、 さらに業者の倒産で73年5月から開発がストップ。 79年10月にようやく工事が再開し、 81年10月、 第1期分の販売、 入居が始まった。 83年4月に会員戸数46戸で 「住吉台自治会」 が発足。 84年3月に住吉台全造成工事が完了した。
舞鶴自動車道が丹南篠山口インターチェンジまで開通した88年の人口は431人、 会員戸数は120戸だったが、 以後急激な伸びを見せ、 93年には人口2451人、 会員戸数670戸になった。
その後、 人口、 戸数ともに微増を続けたが、 人口は2003年の3189人をピークに減少し始め、 現在 (9月末) は2883人。