「シューベルトの歌コンクール」

2014.11.13
丹波春秋

 丹波の森国際音楽祭20回記念の「シューベルトの歌コンクール」に出場。CDでの1次予選は、定員未満のため通過したが、50人が出た2次予選で軽く敗退。▼半数ずつに分かれた予選会場で、審査員の足立さつきさんらが温かく見守って下さるので少し気分が落ち着いたが、「楽に寄す(An Die Musik)」を歌い終えると、どうやら相当辛い点がつけられているようだった。▼東京や大阪から多数の応募があった一方、地元からは数人と聞いていたので、あるいは“地元枠”にありつけるかとかすかな期待をつないでいたが、そういう配慮は全くない厳選な審査で、「予定の20人を15人に絞った」と畑儀文さん。▼それだけに、田園交響ホールでの本選の晴れ舞台に立った人たちは、最優秀賞をとった郷家暁子さん(京都)初め、皆プロはだしの実力。すばらしい声に圧倒され、いかに自分が怖いもの知らずの挑戦をしていたかと、痛切に知らしめられた。しかし翌日、丹波の森公苑ホールでの音楽祭本番で郷家さんの出番の後、応募者全員での合唱の機会が与えられたことだけで十分だった。▼コンクールは来年も継続開催の期待が高まっているという。小学生まで参加し、1人は本選まで進んだこの大会。次回があるなら、地元からより多くの人に気軽に応募してほしい。(E)

 

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