俳人・細見綾子の生家 改修が完了 見学受入れ


写真・改修が完了し、見学者の受入れが始まった細見綾子の生家=兵庫県丹波市青垣町東芦田で

 兵庫県丹波市青垣町東芦田出身の俳人、細見綾子の生家の改修が完了し、4月1日から見学者の受入れが始まった。市が現状の趣を残しつつ改修を進め、屋内には直筆の作品や写真など綾子ゆかりの品々を多く展示している。22日午後1時半から、生家で開館式を開く。

 木造の生家は明治時代の建築と考えられ、改修によって建具や畳などを新調。新たに事務室とトイレを設けたほか、崩れかかっていた「かまど」を修復した。生家の周囲を取り囲む塀も新しくし、駐車場も設けた。

 

 設置した展示ケース内には、日本女子大学校卒業時の写真や、俳人の夫・沢木欣一直筆の原稿などが並ぶ。綾子の代表作「でで虫が 桑で吹かるる 秋の風」の掛け軸、作詞した芦田小学校校歌の直筆も額装し掲げている。部屋のところどころに俳句を書いた短冊を展示しているほか、綾子が使用していた筆や硯も置いている。今後も展示品を増やすという。

 

 開館は午前10時―午後4時(入館は3時半まで)で、前日までの予約が必要。高校生以上200円。毎週月曜と年末年始(12月29日―1月3日)が休館。市文化・スポーツ課(TEL0795・74・1050)。