「痛い!明日仕事あるのに!」 社会人プロレス興行で笑い 初代「王者」も決定

2020.07.01
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場外乱闘で観客に攻撃参加を促すレスラー=2020年6月21日午後2時17分、兵庫県丹波市市島町上竹田で

社会人プロレスのイベント「丹波プロレス~TAMBA CARNIVAL」がこのほど、兵庫県丹波市の前山小学校体育館であった。6組12人のレスラーが、タッグマッチでトーナメント戦を戦い、初代丹波プロレス王者を決めた。

神戸、和歌山、奈良などから、仕事を持ちながら週末などに興行を行う社会人レスラーが集まり、約70人の観客が歓声を送った。

場外乱闘で羽交い絞めにしたレスラーを観客に攻撃させたり、攻撃を受けたレスラーが「痛い痛い!明日仕事があるのに」と、口で反撃して笑わせたかと思うと、関節技による寝技の攻防、2人がかりの「ブレーンバスター」など、投げ技も繰り出された。マットにレスラーが叩きつけられるたびに鈍い音が響き、観客たちはプロレスの迫力を体感していた。

プロレス観戦歴50年以上で、地元の朝吉高さん(59)が、交流のある社会人レスラーと企画した。

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