「父の日」（18日）に向け、窯元の個性が光る焼き物がずらりと並ぶ企画展会場＝2023年5月29日午後1時38分、兵庫県丹波篠山市今田町上立杭で

丹波伝統工芸公園「立杭陶の郷」（兵庫県丹波篠山市今田町上立杭）内の丹波焼の展示即売場「窯元横丁」で、企画展「父の日セレクト」が開かれている。ぐいのみやマグカップ、茶碗、コーヒーカップ、カレー皿など、各窯元の個性が光る多彩なデザイン、風合いの焼き物がずらりと並び、お父さんに「ありがとう」の気持ちを込めて贈りたい丹波焼を紹介している。18日まで。

丹波焼は常滑焼や信楽焼などと並ぶ日本六古窯の一つ。

白から茶色へと移り変わるグラデーションが美しいぐいのみや、イヌやネコのかわいらしいイラストをあしらったマグカップ、内側が群青色や金色に彩色されたコーヒーカップ、涼しげなエメラルドグリーンの長皿などが目を引く。

伝統の海老を描いた湯飲みや、重厚感漂う焼き締めや炭化焼成のビアカップもある。2000円くらいから。