絵手紙になる茶葉 観光サイトと連動の仕掛けも 老舗日本茶専門店が発売

2023.07.03
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包装紙が絵手紙として使えるティーバッグセットをPRする池畑さん=兵庫県丹波市柏原町柏原で

明治4年(1871)創業の日本茶専門店「池畑銘茶本舗」(兵庫県丹波市柏原町柏原、池畑太士郎代表)が、丹波市の名所や文化などをあしらった包装紙が絵手紙としても使えるティーバッグセットの販売を始めた。同店の池畑美帆さんは「紙に一行を添え、思いを届けてもらえれば。身も心も温かくなって」と話す。3袋入りで税込み380円。

甘みが強い「丹波茶」の茶葉が1袋に3グラム入っている。イラストは、県天然記念物の大ケヤキ「木の根橋」(兵庫県丹波市柏原町柏原)と、ユネスコ無形文化遺産で同市山南町上久下地区を中心に受け継がれている「檜皮葺」の2種類。漫画風の柔らかいタッチで描かれている。

表面にQRコードを添付し、読み込めば、説明文が書かれたサイトへ飛ぶ。今後、「氷上回廊」「丹波三宝」「丹波布」の3種類も展開予定。

美帆さんが「丹波市が未来に継承すべきものを知ってほしい。デジタル社会だからこそ、アナログな形で思いを届けるのがノスタルジックで良いのでは」と考案した。

「切手を用意し、筆で書くのは面倒くささもあるけれど、一秒でも相手のことを考える文化は、茶道に通じる部分がある。口下手な人でも『元気?』などと一言書いて、思いを共有してほしい」とほほ笑む。

同店と道の駅丹波おばあちゃんの里(丹波市春日町七日市)で購入できる。

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