秋ナス親子 1つの茎から3つの実 「3きょうだい?」

2023.09.20
地域注目

一つの茎から3つの実がなった秋ナス。きょうだい?親子?=2023年9月19日午後1時56分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市内の畑で1つの茎から3つの実がなった秋ナスが見つかった。畑の持ち主の女性(76)は、「3きょうだい? 親子?。大きさを見ると親子のほうが良いかなぁ」と笑っている。

一見2つに見えるが、よく見ると左側に小さな実が一つ。それぞれ10センチ、8センチ、2センチで、確かに”親子”のようだ。さまざまな要因でまれにこのような現象が起きる。

女性によると、夏の高温と日照りでなかなか育たなかったが、9月に入って一気に実がなりだした。その中に3つ並んだ実を見つけてびっくりしたという。

ちなみにナスは収穫した時期によって夏ナス、秋ナスと呼ばれる。夏は皮が厚く、実が詰まった食感。秋は柔らかく、水分が多い。「秋ナスは嫁に食わすな」という”いじわる”な言葉があるが、ナスは体を冷やす働きがあることから、嫁を心配しているという説もある。

農家が多い同市では、毎年さまざまな変わった形の野菜が収穫され、井戸端会議の話題をさらっている。

関連記事