日本シリーズをパンに 阪神・オリの帽子イメージ ”ダービー”熱戦たたえ

2023.11.15
地域注目食べる

タイガースとバファローズの帽子をイメージしたパンを焼いた伊田店長=兵庫県丹波市柏原町南多田で

兵庫県丹波市柏原町南多田のパン店「パンライフ」(伊田茂店長)が、今年のプロ野球・日本シリーズを戦った阪神タイガースとオリックス・バファローズの帽子をイメージしたパンを焼き、客から喜ばれている。38年ぶりにシリーズを制したタイガースのパンには「日本一」の文字をあしらい、バファローズのパンには来季も日本シリーズでタイガースと対決を、との願いを込め、「来年も」の文字を入れている。

「基本は阪神ファン」と語る伊田店長(71)の発案。今年、タイガースがリーグ優勝した時も焼き、客から「日本一になったら、もう一度焼いてよ」と言われていた約束を果たした。

59年ぶりの“関西ダービー”で熱戦を繰り広げたバファローズもたたえたいと、両チームのパンを焼いている。伊田店長は「阪神の方が売れているかな」とほほ笑んでいる。

タイガースパンの中身は、チョコとカスタードクリームの2種。バファローズパンはチョコのみ。いずれも税込250円。優勝記念パレード前日の22日まで、少量販売予定。日曜定休。

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