「粘り」勝つ! 「落ちない山の芋」販売開始 初冬の特産で受験生応援

2023.12.02
地域注目観光

販売がスタートした「落ちない山の芋」と粘り強いとろろ=2023年12月2日午後2時40分、兵庫県丹波篠山市黒岡で

追い込みの時期に入った受験生を応援しようと、兵庫県丹波篠山市黒岡にあるJA丹波ささやまの直売所「特産館ささやま」が2日、「落ちない山の芋」の販売を始めた。同市の初冬の特産で、とろろが入った器はひっくり返しても「落ちない」ほどの粘り強さ。熊谷美鈴館長は、「山の芋のように受験も粘り強く頑張って。体にも良いので、健康にも役立ててほしい」とエールを送っている。

江戸時代から栽培されている山の芋は、同じくとろろになる長芋と比べて食物繊維やたんぱく質、アミノ酸、ビタミンB1が多い。粘りは3-4倍にもなる。

受験生の応援には、粘り強さにあやかるだけでなく、近くの春日神社で合格祈願も実施。祈祷した一瀬貞明宮司は、「がんばった受験生

神社で合格祈願の祈祷も

の『もうひと粘り』になれば」と笑顔で話していた。

形状や重さによって値段が変わり、1個800円~1000円。合格祈祷をしたお守り(500円)も販売している。

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