閉校記念し切手発売 4月統合の2小学校 歴代校舎などデザイン

2024.03.08
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竹田、前山両小学校の統合記念で販売するオリジナルフレーム切手の見本=兵庫県丹波市山南町井原で

兵庫県丹波市立竹田、前山両小学校の4月の統合を記念したオリジナルフレーム切手を、日本郵便株式会社近畿支社が発売した。両校の大正、昭和、平成時代の校舎や校歌、校旗を切手のデザインに採用。丹波市内の郵便局全27局で購入できる。商品名は「感謝と希望 未来へ―竹田小学校 前山小学校 統合」で、1シートは84円切手10枚つづり。税込み1330円。

同市内の閉校に関連したフレーム切手販売は、2017年度に「青垣小」に統合した佐治、芦田、神楽、遠阪の各小学校と、昨年度に「山南中」に統合した和田、山南の両中学校に続き、3例目。

昨年、山南地域で反響の大きさを感じた山南小川郵便局の垣崎繁徳局長(38)が企画。特にお年寄りの購入者が多く、同窓会で仲間に見せるために入手した人もいたという。

垣崎局長は「切手製作に当たり、校長先生や地域の皆さんに話を聞く中で、閉校でしんみりするのではなく、未来へ向かっていく前向きな思いを感じた。その思いを形にできたのでは」とほほ笑んでいる。

600シートを販売。日本郵便のネットショップでは15日午前零時15分に発売する。

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